U-7 外国人率68%, Happy率96%(?)大学のグローバル化 何をどう進めたらいいか?
(モデレーター:沖縄科学技術大学院大学)




 グローバル化と一口に言ってもその範囲は広い。本セッションでは、大学のグローバル化について、なぜ、何のために、グローバル化が必要であるのかといった点から議論を展開し、具体的事例として、OIST APU 広島大学のそれぞれから外国人学生の支援、外国人教員の受け入れ環境整備、外国人グラント応募支援、などについて現状と取り組みを発表する。その後、パネルディスカッション形式にて、日本の大学に共通する課題やさらなる取組について議論を深める。参加者にとっては、グローバル化における課題の認識から取るべき対策までを現場レベルの事例から学べることが期待できる。



【セッションオーガナイザー】
岡田 吉央(沖縄科学技術大学院大学 外部研究資金セクション マネージャー)
大竹 茂行(沖縄科学技術大学院大学 外部研究資金セクション URA)
藤松 佳晃(沖縄科学技術大学院大学 外部研究資金セクション URA)


【講演者】
三代川 典史(広島大学 研究企画室 シニア・リサーチ・アドミニストレーター)
在東京オーストラリア大使館教育部勤務の後、修士号をロンドン大学(教育政策学)、及びシンガポール国立大学(公共政策)で獲得。米国のペンシルベニア州立大学でPh.D.(高等教育管理)を取得後、同大学の国際事業本部において本部長付研究員として勤務。2014年より広島大学研究企画室に所属し、研究活動の全学的な国際化推進を主に担当している。研究成果の国際発信支援の一環として、ライティング・センターの機能拡充や、国際科学広報の強化向上に携わる。また、広島大学教員が運営に関わる国際会議開催への学内支援体制構築に関与する等、国際共同研究の連携促進にも取り組んでいる。広島大学高等教育研究開発センター客員研究員も兼任。


村田 陽一(立命館アジア太平洋大学 事務局 次長)
1987年3月 立命館大学経営学部卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にて営業部員として関西地区製造業を中心に担当。1997年9月 学校法人立命館入職。1998年に立命館アジア太平洋大学(APU)開設準備事務局に異動し2000年4月の開学以降、今日までAPUで学生部9年、就職部2年、教学部3年、研究部3年、入学部1年勤務(途中日本学生支援機構出向2年)。APUは学生も教員も約半数が外国籍であり、すべての事務部門が国籍を問わず日英二言語で対応する体制である。そのような環境の中、学生募集、学生生活支援・活動支援、教学・研究、キャリア支援にいたる入り口から出口までの幅広い分野での勤務を経て現在事務局次長(入学部、国際協力研究部担当)。


岡田 吉央(沖縄科学技術大学院大学 外部研究資金セクション セクションリーダー、マネージャー)
1993年3月 東京大学大学院 応用微生物研究所で博士(農学)学位取得。理化学研究所の基礎科学特別研究員、キュリー研究所でヒューマンフロンティアサイエンスプログラムのポスドク。さらにフランス国立農業研究所、オックスフォード大で学術研究の経歴を重ねる一方、オックスフォード大 サイードビジネススクール経営管理学入門短期コース修了。沖縄のバイオベンチャー企業 バイオ21の研究開発室長として産学官連携プロジェクトを実施。化粧品の製造や品質管理、マーケティングや消費者相談も担当。沖縄県の新産業創出投資事業を担当の後2012年から沖縄科学技術大学院大の研究支援部 外部研究資金セクションマネージャーに着任。