C-7 エダンズグループジャパン(株)

「<国際競争力>をキーワードとした戦略的な研究支援とは
 -国内および海外(アジア)における取組事例紹介-」




 日本の研究者は今後より一層、国際学術コミュニティへの積極的な関与を期待されています。そうした状況の中、大学や研究機関においては、創出される研究成果をどのように国際発信へとナビゲートしていくか、また、"出版された"成果を如何に戦略的かつ効果的に大学の研究力として広く社会にアピールしていくか、といった様々なチャレンジが予想されます。
 本セッションでは、[1. 研究者を英文誌投稿にナビゲートしていくための日本国内での働きかけ]、[2. 大学からの研究成果を社会に発信していく取組]、[3. 香港の大学機関における研究支援と発信への取組]について、講師をお招きしてご講演をいただきます。



【セッションオーガナイザー】
井上 淳也(エダンズグループジャパン株式会社 法人チーム シニアセールスマネジャー)

【講演者】






林 和弘(文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター センター長補佐)
1995年ごろより日本化学会の英文誌の電子ジャーナル化と事業化を東京大学大学院時代のアルバイトを端緒に行う。世界最速クラスの発行体 制、早期からのオープンアクセス対応、電子書籍対応の技術立証などに取り組みつつ事業の確立と宣伝活動にも従事した。その幅広い経験を生かし て日本学術会議、文部科学省、NII、JSTなどでの委員等を歴任し、現在学術情報流通の俯瞰と将来についての調査研究に 取り組む。2012年より文部科学省科学技術・学術政策研究所において、政策科学研究、科学技術動向分析、科学技術予測手法の開発にも取り組んでいる。 ALPSP(世界最大の学術出版社協会)元理事。





齊藤 絵理子(早稲田大学 研究戦略センター 講師)
専門分野:学術広報、研究アウトリーチ、サイエンスコミュニケーション 経歴:1996年早稲田大学理工学部卒業、1998年早稲田大学理工学研究科修士課程修了、1998年株式会社電通、2014年から早稲田大学研究戦略センター講師。広告業界で培った知見、スキル、人脈、アイデア等を活用し、新しい学術広報の創造を推進中。近年の仕事に早稲田大学「研究活動」WEBサイト(http://www.waseda.jp/top/research)等。







Trevor Lane(エダンズグループジャパン株式会社 シニアエディター)
オックスフォード大学より癌の分子細胞生物学で博士号を取得。生物医科学に関する幅広い知識を有し、研究員活動のほか、アジアやアメリカを拠点とする複数の医学・社会科学雑誌の上級編集職を歴任。その後は香港大学歯学部において英語論文執筆・投稿支援、科学研究コミュニケーション教育、研究資金の獲得、研究成果の広報発信といった様々な支援業務に10年以上携わる。こうした取り組みはQS World University Rankings by Subject 2015における香港大学歯学部の2位ランクイン達成に貢献した。2015年4月エダンズ グループに加入後、国内外の機関での国際研究支援セミナーに主に携わっている。









木下 恵里(エダンズグループジャパン株式会社 リサーチコンサルタント)
日本語と英語のバイリンガルであり、科学や技術におけるコミュニケーションや科学に基づく開発事業の経験をもつ。オランダで生物工学と生化学の知識を身につけ、博士課程ではDNA修復と染色体の安定性について研究し、国際的な査読誌にいくつかの記事を発表。また、博士論文を書きつつ、ドイツのバイオテクノロジーの企業でオンライン・マーケティングと開発事業部で勤務した。博士号取得後、神経化学雑誌の編集局に移動し、提出原稿のピア・レビューのマネージメントの手伝いや執筆者、査読者、及び編集者間のコミュニケーションに関わった。2015年7月にリサーチコンサルタントとしてエダンズグループジャパン株式会社に入社。


【司会者】



井上 淳也(エダンズグループジャパン株式会社 法人チーム シニアセールスマネジャー)
研究アウトプットを増やす[研究支援包括ソリューション]を、国内外の大学・研究機関に向けてご紹介しています。