U-2 これからの研究広報をジャーナリストと語る
  (モデレーター:首都大学東京)




 研究広報において各種メディアに取り上げられることは大きな効果がある。
 現在、大学等では国内外へのタイムリーな研究力発信が喫緊の課題となっている。本セッションでは、国内の雑誌や新聞等で執筆する科学技術系のジャーナリストに登壇してもらい、これまでの大学等の研究広報において足りない点を明らかにし、各種メディアの発信力を有効活用したこれからの研究広報について議論を行う。さらに、大学や研究機関の広報を担うURAとジャーナリストとの意見交換を通じて、大学等のプレゼンス向上につながる効果的な研究広報のために、互いにどのような連携・協力できるかについても考える。



【セッションオーガナイザー】
柴田 徹(首都大学東京 総合研究推進機構URA室 主任URA・主任研究員)

【講演者】









丸山 正明(技術ジャーナリスト元日経BP社 産学連携事務局編集委員)
1978年 日経BP社(当時の日経マグロウヒル社)入社
1979年 日経メカニカル編集部配属 材料分野を主に担当
1992年 日経マテリアル&テクノロジー編集部に異動
2002年 日経BPクリエーティブ企画制作本部編集委員
2003年 日経BP社 編集委員室編集委員兼務
2004年 日経BP社 産学連携事務局編集委員 兼 編集委員室編集委員
2010年 日経BPを退社、技術ジャーナリストに
経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産業技術総合研究所等の評価委員、東京工業大学の非常勤講師、横浜市立大学の臨時講師などを多数歴任。
主な著書:「産学官連携 大学がつくり出す近未来」、「産業活性化を担うプロジェクトマネージャー養成講座」、「九州大学COE大学改革 真のユーザーに向けて」ほか










登坂 和洋(国立研究開発法人科学技術振興機構 産学官連携ジャーナル前編集長)
1975年 早稲田大学政治経済学部卒業、日本経済新聞社入社。
    編集局産業・市場関連各部の記者等、デスク。
1992年 上毛新聞社(前橋市)入社。編集局報道部記者、経済部長、政治部長、
    編集局次長、報道本部長、役員室次長、論説副委員長等。
2007年 科学技術振興機構(JST) 「産学官連携ジャーナル」編集長
2015年4月 JST産学連携展開部 主任調査員
2007年から8年間にわたり「産学官連携ジャーナル」編集長として、全国の大学をはじめ産学官各界の研究、産学連携活動について取材。









平子 義紀(朝日新聞 メディアラボ 主査)
1986年 東京工業大学理工学研究科修了。
同  年  朝日新聞社に入社し、記者人生をスタート。
1995年 朝日新聞のインターネットサイト「asahi.com」の立ち上げに従事。
     その後、米シリコンバレー駐在などを経て、IT担当、医療担当の
     記者及び東京・大阪の科学医療部次長を務める。
2010年 朝日新聞の医療サイト「アピタル」の立ち上げとともに、
     アピタル編集長を5年2カ月務める。
現  在 メディアラボで健康・医療・介護分野に関連する新メディア、
     新サービスの開発に従事している。


【司会者】



柴田 徹(首都大学東京 総合研究推進機構URA室 主任URA・主任研究員)
1985年 ICT系ソフトウェア会社に研究・開発職として入社
2001年 新商品・新事業のコンサルティング会社へ転職
2006年 知財戦略・商品開発のコンサルティング会社を設立
2011年 公立大学法人首都大学東京 産学公連携センターへ出向
2013年 首都大学東京発ベンチャー企業を設立
2015年 首都大学東京 総合研究推進機構 URA室へ出向
立教大学MBAビジネスデザイン研究科/兼任講師、東京都立産業技術高等専門学校/非常勤講師、新宿区/産業コーディネーター、NPO法人東京ビジネスネットワーク活性化協会/副理事長など多数歴任。