U-16 ケースメソッド演習「大学の研究戦略立案」
  (モデレーター:金沢大学)




 中上級研究マネジメント人材を対象に,米国URA職能団体SRA Internationalと共同で開発したケース・ディスカッション用教材「変化する環境における戦略的研究マネジメント」を用いて,大学の研究戦略立案について考える。テキスト内容は,米国のある大学を舞台に,現行の研究戦略の再検討および見直しを行い,研究力強化のための実行計画を作成するというもの。参加者は,提供されている情報をもとに,A大学の研究担当副学長として(本セッションにおいては上級URAの一種として捉える),研究戦略を再検討して必要に応じた見直しを図り,実行計画を作成するという演習を行う。本演習は,ケース事例を基に議論して学ぶ教育手法であるケース・メソッド形式を取り入れたもの。事前にテキストを読み,設問に対する回答を用意しておくことを必須とする。 対象は中上級研究マネジメント人材(URA類似職経験5年程度以上を想定)ではあるが,若手の参加も大いに歓迎する。先着30名まで。

申し込みはこちら → https://goo.gl/QAlxcO



【セッションオーガナイザー】
鳥谷 真佐子(金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 助教)


【コメンテーター】
池田 雅夫(大阪大学 大学教育研究プロジェクト支援室 室長/シニア・リサーチ・マネージャー)
1973年より神戸大学、1995年より大阪大学に勤務。工学研究科機械工学専攻教授、同副研究科長、大阪大学評議員等を経て、2010年大型教育研究プロジェクト支援室統括マネージャー・特任教授。2013年8月副学長(URA担当)。計測自動制御学会、IEEE、日本機械学会のフェロー。2005年計測自動制御学会会長。教育研究、管理運営の経験をURA業務に活かしている。


向 智里(金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 機構長)
1981年から金沢大学に勤務。薬学部教授,薬学部長,医薬保健学域創薬科学類長を経て,2014年より理事(総括・改革・研究・財務担当)/副学長。有機合成協会評議員。理事/副学長と兼務で,URA組織 先端科学・イノベーション推進機構の機構長としてURAを統括している。


【司会者】
鳥谷 真佐子(金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 助教)
2008年より,金沢大学リサーチ・アドミニストレーターとして主にライフサイエンス系の外部資金申請等の研究支援に携わっている。