07 エルゼビア・ジャパン株式会社

「官学連携による研究競争力の強化~URAへの期待~」
9月1日 13:10~14:40 中会場(研修室601)

 産官学連携は大学の基礎研究シーズと企業のマーケットニーズを結びつけ大学の社会貢献を促すために、官主導の政策として進められてきた経緯があります。ところが「産学連携」と言う言葉は頻繁に聞いても「官学連携」については、まだあまり一般的ではありません。一口に「官」と言っても国から市町村の単位で、組織においては中央省庁から独立行政法人、また目的も政策決定から、競争的資金の提供(ファンディング)、応用研究や若手教育など非常に活動業務幅が広いのです。このたびエルゼビアのセッションでは、官学連携に注目し、テーマを「官学連携による研究競争力の強化~URAへの期待~」として、政府機関に属する講師からの大学連携の現状、計画や大学への期待についての発表いただき、URAが研究連携候補として検討を促進できる場をご提供します。また来場者からの質問や要望に講師がパネリストとなり回答するインタラクティブな形式のパネルディスカッションも企画していますので、是非ご参加ください。





【セッションオーガナイザー・司会者・講演者】
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清水 毅志(エルゼビア・ジャパン(株) リサーチマネジメント ソリューションマネージャー)

米化学メーカーのデュポンを経て、2000年にエルゼビアに入社。ライフサイエンスやエンジニアリングを含むほぼ全てのデータベース製品で、大学から政府機関や企業まで全マーケットの営業を担当。2012年よりリサーチマネジメント製品に専従。医科学修士(放射線生物学専攻)



【講演者】
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馬場 大輔(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) イノベーション推進部総括グループ 主査)
平成19年名古屋大学大学院工学研究科にて博士号取得。ポスドク経験を経て、平成20年度NEDOフェロー事業で岐阜大学に派遣。産学連携実務経験を積み、平成23年度より岐阜大学産官学融合本部特任助教に着任。その後、研究推進・社会連携機構発足に伴い岐阜大学初のURAに就任。平成26年度より同・特任准教授として広義の研究支援業務に従事中。本年4月よりクロスアポイント制度によりNEDOと岐阜大学の両業務を担う。


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山岸 卓視(国立研究開発法人理化学研究所 経営企画部 企画課 副主幹

博士号取得後ポスドクとして研究に従事。2008年末より知的財産戦略センター(当時)にてiPS細胞に関する技術の権利化や実用化などに携わる。2012年からは環境資源科学研究センターの運営に携わり、研究企画、産業連携等の業務に従事。2016年3月より現職。主な業務は理研全体のイノベーションエコシステムの設計・実装、組織横断プロジェクトの立ち上げ・推進など。また、JSTのプログラムマネージャー育成・活躍推進プログラムに参加中。



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田村 直寛(経済産業省 産業技術環境局大学連携推進室 室長補佐)
 

<略歴>
平成19年3月 東京大学大学院薬学系研究科 修了
平成19年4月 特許庁 入庁(審査第三部医療 審査官補)
平成22年4月 審査第三部医療 審査官
平成25年1月 総務部総務課 情報技術統括室 情報技術国際係長
平成26年1月 審査第三部医療 審査官
平成28年7月 産業技術環境局技術振興・大学連携推進課 大学連携推進室 室長補佐