19 中澤 健史:関西大学

「私大の研究力強化への新たな取組Ⅲ」
9月2日 9:00~10:30 小会場C(研修室603)

 日本の大学において、URAシステムの導入が叫ばれるようになって以来数年が経ちました。また、大学の使命の一つである「研究」の活性化を推し進め、イノベーションの芽を育む研究力を強化するためには、研究者がより研究活動に専念できる研究推進支援体制を整備することが重要となってきました。しかし、今日の全国的に見た私立大学においては、まだまだURA体制が十分とは言えません。そこで、2014年に開催して以降3回目となる今回の私大セッションは、昨年に引き続き、私立大学における独自の研究推進体制、URA組織、その活動事例などを紹介し、この私大セッションを通してお互いの研究推進支援体制の構築、個々のURAの資質の向上の一助にしていきたいと考えています。




【セッションオーガナイザー・司会者
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 中澤 健史(関西大学 学長室 URA)

関西大学大学院文学研究科博士課程単位修得済退学。修士(文学)。
研究者時代は人文地理学を専攻し、漁村でフィールドワークに明け暮れる一方、異分野のICT関係の研究所に在籍し、大型競争資金への申請等に携わってきた関係で、2014年より現職に。文理を問わず多種多様な競争的資金への申請を支援するとともに、研究者情報データベースである「学術情報システム」の管理も行っています。



【講演者】
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 角谷 賢二(関西大学 学長室 シニアURA)

関西学院大学理学研究科(化学)卒、理学博士。元日立マクセル(株)取締役 CTO。
大手企業で研究開発、CTOを経験してきました。それを武器に関西大学におけるURAを大きく発展させたいと思っています。URA使命は研究支援だけでなく、新しい価値を創造することだと思っています。また、Quick Responseをモットーとしています。趣味は絵画の鑑賞と収集です。



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 渡邉 道彦(東海大学 研究推進部研究計画課)

東海大学工学部卒業。2010年学校法人東海大学に事務職員として採用され、研究支援・知的財産本部(現研究推進部)に配属。学内インキュベーション施設の管理事務や安全保障貿易管理関連業務を行った後、学校法人東海大学総合研究機構事務担当となり、大学内の研究関係施策等を中心に業務に従事しています。



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 櫻井 孝司(順天堂大学 研究戦略推進センター URA)

総合研究大学院大学生命科学研究科卒、博士(学術)。ライフサイエンス研究分野に従事。その過程で医工および産学連携活動を経験し、2015年より現職。健康寿命の延伸を目した大学ミッションに沿って、競争的資金申請支援やポストアワード業務(センター・オブ・イノベーション事業など)に従事しています。