神野 智世子(かんの ちよこ)さん

京都大学、学術研究支援室(KURA)、国際グループリーダー/シニア・リサーチアドミニストレーター(兼)欧州拠点 所長代理
右から2人目が神野 智世子(かんの ちよこ)さん

株式会社日本長期信用銀行、東京財団、独立行政法人 経済産業研究所 広報マネージャー、
国立大学法人東京大学先端科学技術研究センターコミュニケーションディレクター、
J C Qバイリンガル幼児園 園長
現在に至る

普段どんなお仕事をしていますか?

「研究の国際化」を掲げて業務を行っています。URAのミッションである研究力強化には多様性が重要な視点の一つで「国際化」はその要素の一つであると考えており、海外、主に欧州の大学との研究交流促進に従事しています。パンデミック前はドイツにある欧州拠点に長期で滞在し、実際に大学訪問をして連携可能性を探る一方で、それら大学情報だけでなく欧州の学術動向や政策等について情報発信・提供することも重要な業務として行なっていました。

URAの仕事のどんなところが気に入っていますか?

好奇心が刺激され、果てしない求知心が満たされるところ

やりがいを感じるときはどういうときですか?

一人で完結するURAの仕事は皆無。周囲と一緒にチームとして前進していると実感できるとき

仕事で大切にしていることは何ですか?

誠実であること

お勧めの本を一冊ご紹介ください。

”The Missing Piece” 絵本です。元園長だからというわけではなく(笑)、学生時代から何かあると手に取る一冊です。人生の場面場面でその意味合いが変わり、URAが「もっと良い方法があるのではないか」と妥協せずに突き詰める様子にも重なります。

プライベートの過ごし方を教えてください。

Run & Sweets。好きな音楽を聴きながらお気に入りのコースを走り、罪悪感を払拭して甘いものを食べるひと時が幸せです。

最後に、今URA職を考えている人にひとこと

日本の大学制度が始まって約150年、その中でURAの歴史は10年程度です。長い大学の歴史に新しい職種として誕生したURAがどのように定着していくのか、少しずつその役割が見えてきつつもまだ未知のポテンシャルが残されていることが魅力です。KURAではURAをカタリストとして位置付けており、コミュニケーションを通じて繋がりながら関係者に化学反応を起こしていく、そんなワクワクが溢れている仕事です。

典型的な1日の行動

06:00
起床 朝ラン または 朝読書
07:00
朝食及び出勤準備
08:00
出勤
08:25
出勤打刻
午前中
メールの対応や打ち合わせ等(時差の関係で朝、京都にいる時は前日の欧州からのメールが、欧州拠点滞在時はその日のお昼過ぎまでの日本からのメールが届いている)
12:00
ランチ(お気に入りはお弁当を買って近くの知恩寺の境内で食べること)
13:00
午後勤務開始、打ち合わせや関係資料作成
16:00
欧州拠点や欧州大学とオンラインミーティング(夏時間の場合)
17:00
日中、欧州に返していたメールのフィードバックを受けて対応
19:00
帰宅
20:00
夕食 または夜ラン
22:00
新聞やS N S等をチェック
24:00
就寝