何となく自己流でデータの処理を行い後に適切な処理ではなかったと気づく、あるいは後日自身のデータが再現できずに困ってしまう。そのような経験をしたことはありませんか?
日々の研究活動で生み出される研究データをしっかり管理することは研究活動の基本であり、データの信頼性・研究の公正性を担保しています。データ管理の適切な実施が研究そのものの品質向上にもつながります。
11月27日に開催されるセミナーは、研究データに関する21世紀に入ってからの中長期的な流れと、この数年急速に議論されているオープンサイエンスと、両方の観点から研究データ管理の原則を再度見直すことを目的としています。研究活動を始めたばかりの方にも是非受講していただきたいイベントです。
また本セミナーを踏まえたワークショップを12月12日(金)東京、1月31日(土)大阪にて開催しますので、ぜひ併せてご参加ください。
【開催概要】※オンライン参加も可能です。
・主催:日本医療研究開発機構(AMED)
・参加費:無料
・定員:会場100名、オンライン300名(ハイブリッド形式)
・日時:令和7年11月27日(木)13時30分~17時00分
・会場:コングレスクエア グラングリーン大阪(パークホール2)
(大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 南館4階))
【対象】
・研究データを取り扱う研究者
・研究データの管理に関する教育等を行う方(教員、事務局等)
・研究データのシステム基盤整備等を行う方(研究機関、民間企業)
・研究公正活動に関心のある方(大学院生の方も可)
※年齢を問わず広く研究者等を対象としていますが、将来を担う若手研究者等の積極的な参加を期待します。
【プログラム】
●講演1「研究データの"信頼性"とは、そしてそれを"管理する"とは」
飯室 聡(国際医療福祉大学 教授)
●講演2「実験科学における研究の信頼性を考える」
田中 智之(京都薬科大学 教授)
●講演3「オープンサイエンス時代のデータ管理教育 -学生には何を求めるべきか-」
岡林 浩嗣(筑波大学 准教授)
●講演4「研究データの公正性と信頼性を支える GakuNin RDM の戦略」
込山 悠介(国立情報学研究所 准教授)
●意見交換会 (現地参加者のみ)
【申込方法】
以下のページよりお申込みください。
https://www.amed.go.jp/news/event/20251030_workshop.html